LILAC LS38 LancerMarkX

V型2気筒 OHV  排気量:247cc

最高出力:20,3hp/8,000rpm 
 最大トルク:2.25kg−m/4,300rpm

最高速度:140km  変速機:前進4段 
 懸架前テレスコピック・後スイングアーム

シャフトドライブ、全長:2,050mm、全幅:645mm、
前高:990mm、車重:166kg

                       丸正自動車製造(株)     1961年製


ライラック LS38 ランサーマークX

2001年11月 レストア終了、かなり欠品が有りましたが僕自身オートバイは走れるようにする為、入手困難なパーツを何年も待つより、とりあえず装着可能な部品なら付けて見るという考えです。キャブレターは現在 ミクニフラット24で多少の加工(インテークマニーホールド)をしていますが、純正キャブが風化して脆くなっていたからです。しかしフラットバルブの最新キャブでも違和感なく見えてしまうのは この純スポーツタイプのライラック・ランサー系ならではのハイセンスなデザインに有ると思っています。ライラックのV型エンジンはまるで道路をすべるような或いは、ころがるような独特のドライブ・フィーリングを持っています。やはりモト・グッチの350も同じ感じを持っていました。このような事から国産車の中では異色な部類に入るかもしれませんが、しかしこれがライラックの技術の高さやデザインの優秀性を見事に確立させているのだと思います。
残念ながら2004年、新店舗移転建設の資金調達のため、友人に譲る事となりました。